生涯学習そしてポーランド紀行
この秋、久しぶりに一般市民向けの講座を引き受けることになりました、多摩美の生涯学習講座の水彩画を引き受けたのです、ハーフパンの水彩パレットをそれぞれ好みで持っていただいて自由に軽やかに水彩と紙との出会いを楽しんでいただこうと考えています。
ところでこの夏はポーランドのウッジ市にある美術アカデミーで版画のサマー講座に講師として呼ばれました。
およそ40年ぶりに渡欧、世界中から集まった若い作家たちに教える機会が与えられました。
ウッジの美術大学の優秀なスタッフと一緒に汗を流し濃密な時間を過ごしました、ポーランドも暑かったのです。
僕が多摩美で見聞きしていたものと版画技術の共通点と差異の比較は大変に興味深く、機械と道具の嗜好が重なりあいながらも微妙に違っていて根っこの違いが感じられ実に興味深く面白い経験をさせてもらいました。
それにしても版画は実にグローバルなメディアでそんな中で、今でも日本の版画は深く敬愛され日本に来て版画を学びたいという方やわざわざ日本を訪れたという方もいらっしゃいました。
2013.10.01
授業風景
学長宅での食事会
アカデミア外観
受講者イザベラ(デザイナー)宅でのホームパーティー
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