「GALLERY TSUBAKI REUNION」
―ギャラリー椿35周年と古希を祝う―展覧会
氏名 小林 裕児 KOBAYASHI YUJ
出品作品の画題 「光る舟」F6 パネル/テンペラ、油彩
略歴
小林裕児 1948年東京生、あやしい美術家
東京藝術大学油画科大学院修了、1989年にそれまでの細密な画風を線と色彩による大胆、
自由な画風に転換、96年「夢酔」で第39回安井賞を受賞。現在、ギャラリー椿を起点に国内外
で多数の個展、グループ展を行うほか、1999年にスタートしたライブパフォーマンスでは観客と
ともにある美術の新しい楽しみ方を国内外の音楽家、ダンサー、演劇人と展開。
一般社団法人春陽会会員、多摩美術大学教授を経て現在同大学客員教授、
エッセイ
私のギャラリー椿での個展をふり返ってみると1997年以来ほぼ隔年に開催されて四半世紀になります、
山あり谷あり世の中も私も椿原さんもギャラリーも外形は変化したかもしれないけれど、只々積み重なれて
きた展覧会という広場はずっと変わらずそこにありました。
いやそれどころか、その場は鑑賞者と表現者を結ぶ新しく多様な表現を生み続けそのたびに驚きを持って
それを受け入れ輝き続けました、箱が箱を超えた素晴らしい楽器になり何かもやもやとした妖しい時空間
として存在し続けてきたのです。
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