5月18日、20年来の友人であり偉大な音楽家であった齋藤 徹さんが亡くなりました、
あまりにも早い死であり多くの音楽家、舞踏家、演劇人などジャンルを超え
多大な影響を与え続けてきたたぐいまれな逸材を私たちは失いました。
コントラバスという楽器の可能性を全方向に向けて解放し続け、音と線的に続く時間との間に
間隙にくさびを打ち込むかの様な地を這う低温の響きはいつまでも私たちの耳に残るでしょう。
小林裕児自身も1999年以来ライブペインティングをはじめとした様々なパフォーマンスを通じて徹さんの音を体に浸み込ませてきました。
実にさびしいです。
ご冥福を祈ります。
小林裕児 2019年5月20日
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