「牛肉店帳場」(1932年第10回春陽展出品作)の前で考えた様々なこと 『木村荘八は僕の仲人でね・・・』というのが春陽会の大先輩を身近に聞いた初めでした。私がまだ学生だった頃、中谷泰先生から伺ったのです。名前は少し前に永井荷風の「濹東綺譚」を読んでその卓抜な挿絵で知っていま…
2012年12月28日ギャラリー椿の個展が終了しました。8日に開かれたパフォーマンスも大勢の観客があり、小林裕児原案、広田淳一脚本演出、音楽(齋藤徹氏のコントラバス)出演、松下仁、他の大熱演で大いに盛り上がりました。 会期中にたくさんの来廊者がありましたが、会場でお会いできなかった方もあり大変…
九つ井 「泉」について 古めかしい九つ井の暖簾をくぐると、不思議な階段が現われる。 お店の入り口は全く見えない。 階段は螺旋状に続きお店の名前からすぐに「まいまいずいど」を連想させられた。 下りた先にどんな世界が見えるのかワクワクするそんな絵が描きたくなった。 猫も梟も、白鳥を抱いた…
2月15日 パネルが完成(275.6×350cm 6枚組パネル・μグラウンド下地) 2月18日 木炭でおおまかなあたりを取る 2月20日 オーカー、バーントシェナで下塗り開始 2月21日 下塗りの続き 2月27日 遠くの空、雲から描き始める 今年…
一昨年の暮れ、トラ年に因んだ絵を描くために上野動物園に通いました。そこでトラやゾウを絶滅の危機から救おうと活動している「トラゾウ保護基金」の存在を知りました。地球上の多くの野生動物が生存の危機に直面している中で何故トラとゾウなのか、「保護基金」設立の趣旨は勿論それ以上に絵描きである私の心の琴線に触れ…
3月11日東日本大震災で福島県伊達市にあるふとん屋さんの蔵が崩壊、がれきの中からこの家で長く使われてきた繭袋が救い出されました、かねてこの貴重な紙を愛してやまない小林裕児に託されました。繭袋は特殊な製法で作られた和紙の袋で養蚕農家が育てた繭を集荷、保存するために昭和30年代まで使われていたようです。
「トラとゾウを守るチャリティー展」出品のお誘い 一昨年の暮れ、トラ年に因んだ絵を描くために上野動物園に通いました。そこでトラやゾウを絶滅の危機から救おうと活動している「トラゾウ保護基金」の存在を知りました。地球上の多くの野生動物が生存の危機に直面している中で何故トラとゾウなのか、「保護基金」設立…
「芸術学科のころ」 2011年6月25日 掛井五郎さんに街で誘われたところから青短との関わりは始まった、打ち合わせに出かけると中庭の芝生の上でスタッフ一同が車座になっていて一寸びっくり。授業が始まると大胆不敵な凄い絵を描く学生が何人もいてびっくり。その内の一人に卒業後の進路を聞く…
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古いものが好きでいつの間にか古布、古紙、時代物の羊皮紙などでアトリエの其処此処にいくつもの山が出来、古物独特の匂い(臭い)がアトリエのにおいに成り果てて久しい。 だがこれらは限りなく愛しいのだ、これらのものたちの生命と向き合いながら、震災後の日々を過ごしている。 …